ポルシェ ケイマン 981型 剥がれて垂れた天井の張り替え| 愛知県豊橋市 K様のお車の内装修理・補修

車種特性と構造に起因する天井内装トラブル

こんにちは(^^)/
KAJIです!!

今日の車はコチラ~♪

ミッドシップによる優れたバランス、NAフラット6の官能性、そして高剛性シャシーと本格スポーツ性能を兼ね備えた、ポルシェ ケイマン 981型✨✨

ミッドシップレイアウトを採用する2シータークーペであり、キャビンはコンパクトながらルーフラインは低く、後方へ滑らかに落ちる強い湾曲形状を持っています。

天井ライナーは前方から後方へ連続する大判一体構造となっており、サイドガラス上部からリアガラス手前まで大きな面積を占めています。特に後方に向かうにつれて天井面は立体的に絞り込まれ、曲面と張力が複雑に交差する設計です。

このような立体構造と熱環境が重なることで、天井ライナー内部の接着保持層は経年とともに劣化が進行しやすい傾向にあります💦

天井全体に広がる垂れ・波打ち

それでは車内の様子をチェックしてみましょう✅

中央部から後方にかけて生地が大きく垂れ下がり、波打ちが発生している状態が確認できますね💦

特に中央部は接着保持力を失い、
重力によって生地が落ち込み始めています😅

この症状の原因は、天井内部にあるウレタンフォームの加水分解です。

長年の温度変化と湿気の影響により、ウレタンは粉状へと崩壊し、接着層としての機能を失います。

接着剤そのものが剥がれるのではなく、接着基盤であるウレタンが崩壊するため、生地は面として保持されなくなります。

その結果、中央部から下がり始め、やがて周囲へと広がっていきます💦

部分的に押し戻したり再接着しても、粉化した下地には接着強度が確保できません。一時的に固定されたように見えても、内部構造が再構築されない限り再発は避けらない状態です😅

この段階では全面張替え以外に根本的な改善方法はありません。

大判ライナーを確実に再生

まず天井ライナーを車両から慎重に脱着します。

ケイマンは開口部が限定されるため、曲面を変形させないよう取り出し角度と支持点を管理する必要があります。

取り外したライナーから旧生地を剥離すると、内部ウレタンは粉状化していることが確認できます。

この粉化層を完全に除去しなければ、新しい接着層は安定しません。

ウレタン残渣を丁寧に除去し、下地を平滑化。

凹凸や粉残りがあると再接着不良の原因となるため、全面を均一な状態へ整えます。

その後、新規生地を張り込みます。

湾曲が強い後方部では張力管理が重要となり、引き方向を誤るとシワや歪みが残ります。

開口部は先に外周を安定させてから内部を処理し、縁部にテンションを集中させないよう施工。全面を均一張力で仕上げ、最終的に車両へ再装着し、面の安定性を確認します。

防音・断熱材の追加施工

一緒に防音断熱材も追加しておきます。

■Before

■After

天井裏にアルミ系断熱材の追加施工を実施。

これは天井ライナーとルーフパネル間に配置し、熱の侵入を抑制する目的です。

クーペ車両はルーフ面積が小さい反面、直射熱の影響を受けやすい構造です。

断熱層を追加することで、温度上昇を緩和し、内部接着層への負荷を軽減します。

取り付けして完成となります‼️

たるみのない安定した天井へ

施工後は、
天井面は均一な張りを回復しています✨✨

中央部から後方まで、落ち込みのない連続した面構成を確保。

蛍光灯の映り込みからも、波打ちが消失し滑らかな面であることが確認できます👍

ルームランプ・バイザー周囲に浮きや歪みは見られません。

更に、湾曲部でもテンションが均等に分散され、
局所的な引きつりがありません👍

ブラック内装と調和し、室内空間が引き締まった印象へ回復しています。

接着層を再構築し、下地から再生することで安定性が確保👍

全面張替えは見た目の回復だけでなく、構造的な再構築という意味を持ちます。

お客様へ

この度は大切なお車をお任せいただきありがとうございました。施工前後の変化を確認いただき、安心してお戻しできました。

今後も快適にお乗りいただければ幸いです。

ポルシェ ケイマン 981型 など輸入車の天井張り替えはお任せ下さい!

欧州車に多く見られる天井の生地の垂れや剥がれは、純正品に交換となるとかなり高額となります。

そこで、車天井張り替え専門である車の天井張り替え専門店 KAJIでは交換ではなく天井生地の張り替えを推奨しております。

現在の天井生地とウレタンを剥がし、乾燥させて新しい天井生地を張ります。生地は類似色の天井専用生地使用。

天井が剥がれたり垂れてきましたらお任せください!

防音断熱材をプラスした天井張り替えが好評です!

防音断熱材

KAJIでは車の天井張り替えするのに伴い、併せて全体に断熱・遮熱シートを張り込んだ施工を推奨しております。

この機会に天井に防音断熱材をプラスしてみませんか?

この断熱・遮熱シートを張り込むことによって、ボディと天井の間に断熱の層を追加する事により外気温の影響を受けにくく快適な室内になり、クーラーだけでなく冬場の暖房効率の向上も期待出来ます。

また、鉄板の制振作用もあるので、雨の日も快適な車内空間を手に入れることが出来ます!!

詳細は当店へ直接お問い合わせ下さい!!

ポルシェ ケイマン 981型 天井張り替えの施工動画もご覧下さい!!