欧州車に多く見られる天井の生地の垂れや剥がれ・・・・

シトロエン C6 に関しても、気温や湿度が高い時に一気に垂れたり剥がれたりするケースが多くございます。

日本独特の四季、および経年劣化によりウレタンが劣化して天井生地が剥がれてしまうようです。このような状態で走行してしまうと、旗のようになびいてウレタン材の粒子が舞います。この粒子を吸い込むと、とても体に悪く特にお子様には注意が必要です。

また、純正品に交換となるとかなり高額となります。

そこで、当店では交換ではなく生地の張替えをしています。

現在の天井生地とウレタンを剥がし、乾燥させて新しい天井生地を張ります。生地は類似色の天井専用生地使用。

天井が剥がれたり垂れてきましたらお任せください！

シトロエン C6 など輸入車の天井生地は、大半のものが剥がれて垂れ下がってきます。

それは生地の裏側に溶着してあるウレタンスポンジの劣化が原因です。劣化したウレタンスポンジは原型を留めておらずカステラのように触るとボロボロと崩れ落ちてしまいます。

剥がれた生地を再接着しようと試みる方もいますが、この場合、接着剤が表に染みてきたりして綺麗には仕上がりません。剥がれ落ちた天井を綺麗な状態に戻すには、やはり補修ではなく張り替える必要があります。

天井ライナーの接着剤は長年の使用で劣化することで粘着力が弱まるため、生地やビニール部分が写真のように剥がれるケースがあります。

特に夏場の車内になると50〜70℃以上になることもあり、その影響で接着剤が熱で溶けたり、蒸発して粘着力を失うことがあります。その他にも日本特有の湿気も影響し、接着力が低下する原因になります。

また、あまり知られていませんが長期間の走行による車の振動や段差の衝撃で、天井の内張りが少しずつズレたり剥がれたりすることがあります。

その他には過去に天井ライナーを張り替えたことがある場合、不適切な接着剤を使用していたり、しっかり圧着されていないと剥がれやすくなります。

更に特定のメーカーや車種によっては、天井の接着剤や素材が劣化しやすいものもあり、比較的早い段階で剥がれることがありますが、シトロエン C6 もこの問題が起きやすいと言えます。

前述したとおり、天井の剥がれ・垂れは特に外車（欧州車）に数多く見受けられます。

その大きな原因は、天井に張り付けている接着剤が日本の気候に合わないから。その為、新車を購入して数年で天井が剥がれてしまうケースも少なくありません。

具体的な車種で言うならばベンツ、ジャガーやBMW、ポルシェなどの欧州車は当店でも圧倒的に入庫数の多いメーカーです。

寒暖差が激く湿度も高くなる気候による影響で、欧州規格の接着剤のパフォーマンスが低下してしまい、天井が剥がれたり垂れてしまうのが原因とされています。

KAJIで使用する天井生地は市販では販売されておらず、オリジナルで制作しています。

上生地、ウレタン、ラミネート加工すべてメイドインジャパンで製造しておりますので、高い品質を保っております。

また、天井生地を製造する工場で実際に製造工程を確認したうえで、厳選した天井生地を使用させて頂きます。

天井張り替えの技術のみならず、生地に対する徹底的なこだわりが、最終的にご依頼いただいたオーナー様の満足度に繋がると信じて疑いません。